17.炎
作詞:阿久悠
作曲:馬飼野康二
あなたのからだはあまりにつめたい
心の熱さを探せやしない
それともガラスの細工のような
キラキラきらめく氷のハートが
あなたに出会った不幸を思えば
この先悲しむことなどないさ
きりきり舞いする男を見つめ
心のどこかで笑っているのか
アアーアー
一生一度ならピエロも主役さ
あなたの心を溶かしてみせる
アアーアー
恋とは戦いと知らされたからは
炎で氷を溶かしてみせる
あなたの言葉ですべてを失い
迷路をさまよう男になった
真赤な唇ナイフのように
恋する男につき立てるのか
あなたをいつかこの手で抱きしめ
この日を待ったといわせてみせる
それまでつめたい孔雀のように
翼をひろげて踊っているか
アアーアー
一生一度ならピエロも主役さ
あなたの心を溶かしてみせる
アアーアー
恋とは戦いと知らされたからは
炎で氷を溶かしてみせる
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